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ユーフォルビア パキポディオイデス(Euphorbia pachypodioides)の紹介と育て方

今回、紹介するのは  Euphorbia pachypodioides (ユーフォルビアパキポディオイデス)  です。 実生苗 原産 マダガスカル北部のアンカラナ周辺 種名の由来 キョウチクトウ科の塊根植物、 Pachypodium( パキポディウム属)に似ていることから、パキポディオイデスと命名されたそうです。oides(オイデス)とはモドキという意味です。 恐らく、パキポディウムと似たような環境に生息しているので、収斂進化(しゅうれんしんか)の結果こうなったのでしょう。 特徴 幼苗では、灰色の棘がみっしりと生えた、緑色の棍棒のような形をしています。 ですが成長するにつれ、下の方の棘がだんだん目立たなくなるようになり、幹の色も下の方から緑のから茶色へと変色していきます。 実生苗の幹 青紫色のとても美しい葉を幹のてっぺんから展開します。根本は赤いです。 紫がかった青色の葉 株のサイズは大きいもので、縦に35センチほどにもなるそうです。 花は、一般的なユーフォルビア属の黄色く、小さい花とは全く異なり、3ミリほどの赤い花を成長点付近から花柄を伸ばし、咲かせます。この花は一見すると蕾のように見えますが、蕾のような形をした花です。先端に花粉が付きます。 国内実生で大体3~4年程で花が咲きます。(あくまで目安です。) かなりレアですが、色違いで白花の株も存在するようです。 私のところでは春先(4月)に開花しました。 花粉の出てきた花 育て方 パキポディオイデス自生地のマダガスカル北部は南や西に比べ、気温が高いです。そして降水量も多いです。 なので、夏から秋までは雨ざらしにします。私は真夏の時期には、ほぼ毎日水やりしていました。 ですが、梅雨に雨ざらしにするのは控えたほうが良いです。以前は梅雨も雨ざらしにしていましたが、結果は、腐りはしなかったものの、徒長が起こりました。 なので、いくら水が好きと言っても多すぎは良くないです。しっかり土が乾いてから灌水します。 パキポディオイデスは寒さに、かなり弱いので冬は温かいところで管理します。反面、耐暑性はあります。 寒さに弱いというところ以外は、割と強いので育てるのは難しくありません。 成長速度もあまり遅くなく、成長が感じられます。 2020 7/25

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